放射線について
宇宙に存在する、ほとんどの物質は、放射性物質です。
つまり、地球上のたいていの物質は、放射線を出している物質だということを覚えておきましょう。
これを聞いて、さぞかしびっくりする方もいらっしゃると思います。
そもそもわたしたちの身の回りは、放射能を放つ放射性物質で溢れているのです。
放射線は、無味無臭です。
その上無色なので、わたしたちはその存在に気付かずに生活しているだけなのです。
それでは、放射線や放射性物質を詳しく説明していきましょう。
これら2つは一体どんなものなのでしょうか?
放射能とは、放射線を出す能力のことをいいます。
よって、放射能をもつ物質のことを、放射性物質といいます。
たとえば楽器の、ヴァイオリンやチェロを想像してみてください。
これらは、楽器によって出せる音の音域がちがいますよね?
この楽器が放射性物質とすると、音域が放射能です。
楽器によって出せる音域が違うのと同じような仕組みになっているのです。
身の回りにある物質はどれも安定の状態にあります。
そうでなければ不安定の状態にあります。
ある物質が新しい働きをするためには、他の物質と何処か違う点がなければなりません。
例えばその物質の温度・密度・重力など、あらゆる点が一緒だった場合、安定の状態となり何も起こることはないでしょう。
しかし、ある1点だけ温度が高いところがあれば、熱は高いところから低いところにながれます。
これを不安定な状態といいます。
基本的に不安定な物質は均一な状態になろうとするために、安定にもどろうとします。
ここで、エネルギーの移動が起こるのです。